マルタは一人旅におすすめ?おすすめスポットや注意点を紹介

マルタのひとり旅は、地中海の輝きと歴史の息吹が交差する場所で、自分だけの冒険を楽しむ絶好の機会です。古代の遺跡から透き通るような海岸線、味わい深い地元料理に至るまで、マルタの多彩な魅力を存分に体験しましょう。

この記事では、一人旅にマルタがおすすめの理由やおすすめの観光地、注意点を紹介します。

目次

マルタ島の特徴

マルタ島は地中海に囲まれた国で、街並みや美しいビーチなど、見どころが多いことで有名です。ここでは、マルタ島の文化や治安、気候、言語を紹介します。

文化

マルタと日本は異なった文化を持っていますが、最も異なるのはチップの文化があるという点でしょう。マルタでは、タクシーとレストランに限りチップが必要になることを頭に入れておいてください。

また、マルタには電車が走っておらず、移動手段は基本的にはバスになります。

なお、食事は地中海料理やパスタ、ピザなどが多いため、食生活に関しては特に困ることはないでしょう。

治安

マルタの治安はヨーロッパの中ではかなり良いといわれ、一人旅でも大きな犯罪に巻き込まれる確率は低いでしょう。とはいえ、夜の繁華街での一人歩きは危険です。夜は一人で出歩かないよう注意する必要があります。

また、日中であっても繁華街ではスリ被害が報告されていますので、貴重品や大金を持ち歩かないことが大切です。

気候

マルタには日本のような四季がなく、1年を通じて温暖な気候が特徴です。冬の時期には日本のように気温が低くなることはありませんが、6月~9月までは日差しがかなり強く、気温も高い日が続きます。

さらに、海に囲まれているエリアにもかかわらず、空気が乾燥しやすいという特徴がありますので、日本で過ごしているとき以上の保湿ケアが必要になるでしょう。

言語

マルタの公用語は、マルタ語と英語で、日本語はほぼ通じません。そのため、一人旅でマルタを訪れるなら、日常会話レベルの英会話は習得しておいたほうが良いでしょう。

言語学習が間に合わない場合は、ポケットタイプの翻訳機を用意しておくのもおすすめです。

マルタは一人旅におすすめ!

マルタは治安が良いため、一人旅におすすめです。では、マルタの人気観光地を周るなら、どれくらいの期間が必要なのでしょうか?

また、かかる費用についても気になるでしょう。ここでは、一人旅におすすめの期間と、マルタ一人旅にかかる費用を紹介します。

マルタの一人旅におすすめの期間

マルタで人気の観光地を回る際には、3日から1週間程度が目安となります。もちろん、マルタの隅から隅まで周りたいとお考えなら、10日以上の期間が必要になる可能性はあります。

しかし、人気の観光地のみを回りたいのなら、10日以内で回り切ることが可能です。

マルタの一人旅にかかる費用

選ぶ時期にもよりますが、マルタ一人旅にかかる費用は、航空券や宿泊費などを含めておよそ20万円かかります。ただし、観光シーズンの時期には、航空券の価格がいきなり跳ね上がる可能性があるため、かかる総費用の目安はこの限りではありません。

特に大型連休では航空券が割高になる可能性があるため、このような時期はなるべく避けたほうが良いでしょう。また、観光シーズンはマルタ全体の物価が上がる可能性もありますので、こちらもあわせて注意しましょう。

マルタ一人旅におすすめの観光地

マルタにはいくつもの観光地がありますが、特におすすめなのは以下でご紹介する3つの場所です。

1. ヴァレッタ

ヴァレッタはマルタの首都で、街全体が世界遺産として登録されています。ヴァレッタにある建物は「マルタストーン」と呼ばれる美しいハチミツ色の石灰岩が使われており、美しい景観が街の隅々まで広がっています。

ヴァレッタには聖ヨハネ大聖堂や聖ヨハネ騎士団のモニュメントなど、歴史を感じさせる観光地もありますので、ヴァレッタを訪れたのなら、ぜひ足を延ばしてみてください。

2. イムディーナ

イムディーナはマルタの中心部に位置する中世の城塞都市で、ユネスコの世界遺産に登録されています。イムディーナは歴史的な建造物や庭園があることで知られているほか、セント・ポール大聖堂などの見どころがいくつもあります。

ただし、街灯が少なく夕方には暗くなりますので、なるべく早い時間に訪れることをおすすめします。

3. ゴゾ島

美しいビーチと古代遺跡を楽しみたいなら、ゴゾ島がおすすめです。ゴゾ島には、世界遺産に登録されているカルタッジャ遺跡をはじめとする古代遺跡が数多く存在しています。遺跡がお好きな方にはたまらない観光地だといえるでしょう。

なお、ゴゾ島行のフェリーはヴァレッタから出ていますので、一人でも迷わず訪れることができるでしょう。

マルタで一人旅をする際の3つの注意点

マルタで一人旅をする際には、いくつかの注意点があります。ここでは、マルタで一人旅をする際の注意点を3つ紹介します。

1. 暑さ対策

マルタの6月〜9月は気温が高く、暑さ対策が必須です。この期間の平均的な気温は30℃前後といわれていますので、熱中症対策をしっかりと行いましょう。

また、マルタの膝は日本よりも強く日焼けしやすいですので、日焼け対策もあわせて行うことが大切です。

2. 言語

マルタの共用語はマルタ語と英語で、観光客の多くは英語で会話をすることになります。

世界中の国の観光地では日本語が通じるエリアもありますが、日本人観光客や留学生が少ないマルタでは、日本語はほぼ通じないという認識を持っておく必要があります。

何をするにしても言語は意思疎通の手段になりますので、現地で困らないためにも、最低限の英語力は身に付けておいたほうが良いでしょう。

3. スリや置き引き

マルタは治安が良いことで知られている国ではありますが、それでも外国人観光客のスリや置き引き被害は後を絶ちません。

たとえば、レストランで荷物を置いたままトイレに立ったりした場合では、荷物が丸ごとなくなっているなどの被害は実際に起きています。

治安が良いとはいえ、日本ほどの治安の良さは期待できませんので、マルタを訪れた際には、スリや置き引き被害には十分に注意しましょう。

まとめ

今回は、一人旅にマルタがおすすめの理由やおすすめの観光地、注意点についてご紹介してきました。マルタには美しいビーチや歴史的建造物があるほか、数多くの世界遺産も存在しており一度は観光に訪れたい国です。

しかし、日本人が少ない分日本語が通じませんので、一人旅で訪れるなら最低限の英語力は身に付けておく必要があるでしょう。英語学習が間に合わないのなら、ポケットタイプの翻訳機を使用するというのもひとつの方法です。

また、マルタは治安が良い国ではありますが、日本ほどの治安の良さは期待できませんので、マルタを訪れる際には、スリや置き引き被害には十分注意してくださいね。しっかり準備して、マルタでの一人旅を楽しみましょう。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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